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 放射線(ほうしゃせん)radiationについて一般的なものをまとめてみました。
すべての物質、生命から放射線が出ています。神仏の光はじめ、地球人類には測定できないものが多いです。

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 一般に放射線被曝などを起こす危険なものは、レントゲン線(X線)が多いようです。
 その為、癌患者はレントゲンやCTスキャンなどの検査放射線の被曝で死に至ることがあるようです。
炭素イオン線を使った放射線療法も高額なようです。
放射線とは、狭義には、放射性核種から放出される粒子。
特に

α線(アルファせん)α-ray

放射性核種が自然崩壊するとき放出される放射線の1種で,運動エネルギーが数百万 eV のヘリウム4の原子核の集りである。
普通の放射性核種から放出される放射線にはほかにβ線とγ線とがあるが,α線はそれらのなかで最も電離作用が強く,物質を通過するとき,その道筋に沿って多数のイオンを生じさせる。
写真乾板を感光させ,原子核乾板中に飛跡をつくり,硫化亜鉛のようなケイ光物質に当ってケイ光を発する。
透過力は弱く,1気圧の空気中では数 cm であり,また 0.1 mm のプラスチックや紙片によって止ってしまう。
[ブリタニカ国際大百科事典 小項目版 2010]

β線(ベータせん)β-ray

放射性核種が自然崩壊するとき放出される放射線の1種で,高速の電子または陽電子の集りである。運動エネルギーは数百万 eV ,またはそれ以下である。普通の放射性核種から放出される放射線には,ほかにα線とγ線とがあるが,β線の電離作用はα線とγ線との中間で,写真乾板を感光させる。透過力はアルミニウム板で数 mm 以下,1気圧の空気で1 m 程度以下である。
[ブリタニカ国際大百科事典 小項目版 2010]

γ線(ガンマせん)γ-ray

X線よりさらに波長の短い電磁波。波長の境界ははっきりしていないが,通常約 0.01nm (0.1Å) 以下のものをいう。透過力はX線より強いが,電離作用,写真作用,ケイ光作用はX線より弱い。原子核のエネルギー準位間の遷移で放出または吸収される。素粒子の生成や消滅の過程でも放出,吸収が起る。人工的にはベータトロンや電子シンクロトロンから得られる高エネルギー電子線を,タングステンのような重金属に照射してつくる。癌の治療,金属材料の内部欠陥の探知など,医学,工業などに広く応用されている。
[ブリタニカ国際大百科事典 小項目版 2010]

をさす。広義には

X線(レントゲン線) エックスせん

一般に波長0.01〜100オングストローム(γ線と紫外線の間)の電磁波をいう。レントゲン線とも。1895年レントゲンが発見,1912年ラウエが結晶格子による回折(X 線回折)から電磁波であることを実証。高速の電子を金属製の対陰極に衝突させたとき発生する(X 線管)。蛍光・電離・写真作用をもち,それらを利用して検出・測定される。物質をよく透過し,透過力(X 線の硬度)は波長が短いほど強い。光電効果,コンプトン効果など種々の物理的・化学的作用を生じ,生物体にも致死作用,突然変異,細胞分裂の異常化など種々の影響を与える。物質構造や原子内部に関する基礎知識をもたらしたほか,化学では X 線分光分析,医学では診断,癌(がん)・腫瘍等の治療等,工業的には厚みの測定,X 線透過検査等,また美術品の鑑定など多方面に利用される。⇒X 線検査/⇒X 線障害/⇒X 線スペクトル/⇒X 線星/⇒X 線造影剤/⇒X 線テレビ/⇒X 線放射療法

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 危険なのでレントゲン室は鉛で覆われています。

紫外線(しがいせん)ultraviolet ray

 菫外線ともいう。スペクトルの紫より短波長側にある不可視光線で,400nm以下の光である。可視光線より波長が短く,X線より波長の長い電磁波で,波長 190nm以下の領域を特に真空紫外線と呼ぶ。ほとんどの光化学変化は紫外線によって引起される。研究上用いられる紫外線の光源としては水銀灯,水素放電管,キセノン放電管などがあり,検出には光電池,光電子増倍管,写真乾板などを用いる。 [ブリタニカ国際大百科事典 小項目版 2010]

宇宙線 (うちゅうせん)

宇宙空間から地球に絶えずふり注ぐ高エネルギーの放射線(一次宇宙線)と,それが大気に入射してつくる放射線(二次宇宙線)の総称。1912年 V. F. ヘスが気球観測により確認。
〔一次宇宙線〕 約95%が陽子,残りがα粒子(α線)やその他の原子核,そして電子が1%程度。エネルギーは1020電子ボルト〜108電子ボルト。その起源については超新星の爆発,銀河系内の磁場による加速,宇宙創成時(ビッグバン)につくられたなどの説がある。
〔二次宇宙線〕 一次宇宙線が大気中の原子核に衝突し,二次宇宙線が生じる。この過程で一次宇宙線はエネルギーを失い,地上に到達するものはほとんどない。したがって,地上に到達する宇宙線は二次宇宙線である。一次宇宙線が空気の原子核に衝突すると核子(陽子,中性子)をたたき出し,同時にπ中間子を生じる。核子はさらに原子核と衝突して同様の粒子を作り,荷電π中間子はミューオンとニュートリノに崩壊。中性中間子は2個の光子に崩壊するが,光子は電子対生成により正負の電子を作り,電子の運動エネルギーが制動放射(荷電粒子が加速度を持つときの放射)により光子にかわり,その光子が再び電子対生成を行うというふうに,電子,光子はねずみ算式に増す(カスケードシャワー)。1014電子ボルト以上の一次宇宙線では以上の諸過程が大規模に起こって膨大な数の電子,陽電子,μ粒子,陽子が広範囲にふる。
〔硬成分と軟成分〕 宇宙線のうち厚さ約10cm の鉛で吸収される部分を軟成分,貫通する部分を硬成分という。前者はおもに電子,陽電子,光子,後者はミューオンで,ときに地下1000m の深さまで貫通するものがある。⇒霧箱/⇒宇宙線嵐

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などのほか,
電磁波(でんじは)

 電磁場の振動が波として真空中または物質中を伝搬する現象。
真空中を伝わる平面波は光速度で進行し,電場と磁場の振動方向は互いに垂直で,ともに進行方向に垂直。

 波長の短いほうからγ線,X 線,紫外線,可視光線,赤外線,電波等に分類。
1864年マクスウェルが理論から存在を予言,1888年ヘルツが電気火花により実証した。量子理論によれば電磁波は粒子の性格をももつ(光子)。

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 光や電波も電磁波です。


イオン線(主に炭素イオン線)

炭素イオン線はDNAに致命的な損傷を与え細胞分裂を抑えるため、がん治療に用いられている。エックス線を当ててもDNAの障害が一部回復してしまうのに対し、炭素イオン線はDNAに致命的なダメージを与えるため回復しにくい。
また、細胞が増えるとき、DNA合成期になると、エックス線が効きにくいのに対し、炭素イオン線は効果が高い。
さらに、ブドウ糖を多く摂取し酸素不足になったがん細胞にはエックス線やガンマ線が効きにくいのに対して、炭素イオン線は直接作用が大きいため、二倍の効果を発揮できる。そして、正常組織に対する影響が少ないというのも特徴である。
しかし、すべてのがんがとりつくせるわけではない。また、健康保険の適応がされないため高額な(314万円)治療費がかかってしまう。
(Wikiより引用)

以上を総称して放射線と呼ぶこともある。
放射線の量は,単位質量に吸収されるエネルギーに比例する線量で表わす。
[ブリタニカ国際大百科事典 小項目版 2010]